アトピー性皮膚炎。痒い。大人になってもなかなか治らない。妊娠。ストレス。

アトピー性皮膚炎。痒い。大人になってもなかなか治らない。妊娠。ストレス。

こんにちは。都内で薬剤師として勤務しているkokorozashiことココロンです。めっきり朝晩冷えてくるようになりましたね。これからの時期は乾燥と低温今年はコロナもありちょっと切なくなるような秋ですね。

今日は私が今まで経験してきたことをお話しようと思います。

私は生まれた時からアトピー性皮膚炎でした。まだ当時は今ほどアトピーという概念が浸透していなかった頃です。母は担任の先生が変わるたびに肌の事で学校に行っていました。アトピーを理解してもらうためです。

アトピー性皮膚炎と一概に言っても個人差があり、痒みが少しあってアトピー気味といわれる方もいれば、見た目から明らかに赤膚で常にカサカサしている方もいわっしゃいます。当事者にならないとわからないことが山ほどあるのです。

当時の母は相当悩み、あちこちの病院に通院し、殆どノイローゼ状態。最後には十仁美容外科(いわゆる美容整形)にまで行ったそうです。

顔や関節の裏は真っ赤に腫れあがり、常にカサカサ・・強い痒み。

小学生の時の私は帰宅後最初に放つ言葉はただいまより早く

「背中掻いて がりがりっと掻いて」でした。

本当に痒みがない生活を送ることが考えられなかったくらい痒みが付いて回っていました。

  • 他の人ってなんで痒くないんだろう?
  • なぜ私だけこんなにうろこみたいに皮膚が落ちるんだろう
  • 掻いた跡がヒリヒリ痛みがあって汗がしみて痛い
  • 痒みを止めるためにやれる事

物心ついてから常に痒かった

思えば、幼少時私は常にいつもどこかを掻いていました。今思い出してもそうです。海水浴に行っても真水を洗面器に組んできて海から出るとそれで流して・・そうしないと掻いた跡がしみてしまって仕方がなかったことを思い出します。

汗をかいても身体がしびれるほど全身が痒くて痒くてなんで他の人はみんなどこも痒くなく生きていけるのだろうを思いましたね。掻くことは息をするのと同じくらい通常の事でした。

また掻いた後も赤肌で痛く、ボロボロ肌が落ちて小学生の掃除の時間などは手がぞうきんを絞るのが本当に辛かった。

幼い時は友だちから「ハンドクリームとかつけないの?」などといわれていちいち言い返すのが面倒で笑ってごまかしていました。

ハンドクリームで治るならこんなに悩んでないわって感じで、当事者じゃないとわからないことがあると低学年の時から意識しましたね。

その分人の気持ちがわかりすぎるようなところがあり、それもいいんだか悪いんだかでした。

何より、見た目の手や顔が赤肌なので、遠足や運動会で男の子が手をつなぐのを嫌がったり、女の子からもそれうつらないの?って言われて本当に嫌な思いをしました。

でも、私は「こっちこそお前となんか手をつなぎたくないわ(。-`ω-)」と毒づいていることで自分を保っていたのでいじめられることもなかったんです。我ながら逞しい!パチパチ

当然、手をつないてくれる男の子もたくさんいましたよ。

それを聞いていた母はもっと心が痛んだことでしょう。子どもの時はわかりませんでしたが今自分が母親になって心から思います。

アトピーの原因は解っていないものの、掻くことが悪いことは想像がつくと思います。習慣的掻破行動(しゅうかんてきそうはこうどう)のすすめ

しかし掻くことを減らすことは容易なことではありません。「掻くな」「また掻いているよ」といわれると委縮してしまい、掻いている手を止めるなどの周りの人々の努力はうまくいかないばかりか、逆に誰も見てないところで「掻きむしってしまう」という問題になりかねません。

「掻くな」といわれると余計に掻いてしまうぐらいですから、自分で「掻かないようにしよう」とわかっていても掻いてしまうのです。

長年アトピー性皮膚炎を患ってきて気付いたことを述べておきます。
よく言われている爪を短く、手袋をつけて寝たり、包帯を巻いたり、腕を縛って寝たり、気合でかゆみを我慢したり、などの常識的なアイデアは全く役に立たないということです。逆に掻いていい状態になったら思い切り掻いてしまう事でしょう。

掻きたいと思ったらもう掻いていいと思います。
掻くことの対策はスイッチが入る前のパターンに変化を起こすことです。
そのため自分が掻くときはどんな時か、どのように掻いたあと止まるのか何がきっかけで辞められるのか自分で自分を観察することが大切でしょう。
毎日のことで辛いですが、取り組むならなにか集中できる事を見つけ、良くなりたいというモチベーションが上がった時に一週間ぐらい集中して取り組むと良いでしょう。

私の場合ですと、今はアトピーが一生で一番落ち着いています。

きっかけは妊娠でした。妊娠中と妊娠後1年間はそれはそれはアトピーが悪化してしまい自分の髪の毛1本にも過敏に反応してしまって辛かったです。

産後も、身体からウロコのようにふけの大きい皮膚が落ちてしまい、毎日それが床に落ちてたまるほどでした。子どもは小さいし身体は痒いし、全身うろこのようだし…本当に辛かったです。

しかし、子どもを産んで半年から1年後 嘘のように肌がよくなりました。

学説にはありませんが、子どもを産むと体質が変わるのは事実だと実感しました。今は手袋なしでも洗い物や掃除ができるくらいになりました。

もちろん、子どもはアトピーのアの字もなく、ツルツル美肌です。

アトピー性皮膚炎でご妊娠のお母さん、不安な事辛い事たくさんあると思います。でも遺伝的エビデンスはありません。現に我が子は全くアレルギーがないのです。(私はありとあらゆるアレルギーもちでした)

案ずるより産むがやすしとは言いますが本当に思います。

アトピーで悩んでいるお母さん、こんないいこともあります。

希望になればいいなと思って記事にさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。